リボンなんか好きじゃない 長い髪も 違う 全部、母さんが決めたこと お人形みたいに可愛いわ、って 僕を褒めたって嬉しくないんだ 無駄に艶のあるこの髪を切って 今、僕は、僕になるんだ。
どこかへ飛んでいくのが分かる 背中にはきっと 思いの詰まった風船がふたつ どこへ辿り着くのか分からなくて 不安だけれど 見えないこの瞳の代わりに 心の感覚を頼りに…
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